まだ若いけど・・・遺品整理します

12歳の頃から書いてきた日記が、たまりにたまって400冊。処分する前に、かつての熱い想いをブログ上に残しておこうと思いました。

離婚が成立しました


 2年あまりの別居を経て、先週、離婚が成立しました。地方裁判所には夫と、私たちの仲介をしてくれた弁護士も来て、裁判官の前で判断が下されました。
 私たちは親権についても、養育費や生活費、財産分与についても、ほとんど何も争うことなく、すんなりと決まりました。というのは、この国では離婚後の女性(収入の少ない側)の生活が保護されているからです。別居を決めた時から私は働き始めましたが、それでもこの国は物価が高く、とても娘を養っていけません。その足りない分が元夫から支払われることになります。
 なので離婚の話し合いの際に、1銭でも多く搾りとろうとして必死になる必要はありませんでした。もともと私も、必要最低限の生活ができればそれで良しという人間ですし。


 元夫に対する愛情は、もう残っていません。これ以上一緒に暮らしていくのは無理でした(それでも、同情心はあるというか、気にはしています。元夫の今の状況が、コロナと相まってあまり良くないため)。
 別居を望んだのは私ですが、離婚を言い出したのは夫のほうです。当時の夫は仕事もプライベートもすべてうまくいっていたそうで、「僕は今ハッピーだから、離婚してもいいんだ」と言っていました。なのにほんの数ヶ月で状況は急変したのですが、だからといって離婚を取り消すわけでもなく。まるで手続きを急いでいるようにさえ見えました。


 昨日も元夫と会ってきました。色々と業務連絡があり、手続きにはサインが必要だったりして、連絡はひんぱんにとっていますし、会ってもいます。が、いつまでも私を妻だと思っているらしく、話せばいつも命令口調。会うたびに不快になり、よく言い争いになります。
 この国に来たこと、娘を授かったこと、この2点についてはあの夫の存在なしにはあり得なかったので、本当は感謝の気持ちがあるのです。が、会うたびにイライラして感謝どころではないので、離婚の当日、手紙を渡してその旨を伝えました。別に返事などありませんが。


 元夫のために私ができることは、ただひとつ。ズバリ「再婚」でしょう。そうすれば、私に生活費を払わなくてよくなり、経済的負担がぐんと減るからです。
 または、元夫が新しいパートナーを見つけてくれたなら(そして娘に弟か妹をつくってくれたなら!)、私も気が楽になるのでしょうが。それを言うと「放っておいてくれ」と言われるので、心の中でひそかに願うのみです。

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