まだ若いけど・・・遺品整理します

12歳の頃から書いてきた日記が、たまりにたまって400冊。処分する前に、かつての熱い想いをブログ上に残しておこうと思いました。

素朴な疑問


 シングルマザーのブログ・ランキングに参加させていただくようになり、みなさまのブログを読ませていただくうち、私はなんと恵まれているのだろうと思うようになりました。


 私は日本以外のある国に住んでいるのですが。離婚が成立すると、妻(もしくは収入の少ない側)の今後の生活が保障される(弁護士を立てて養育費・生活費の支払いを確約、支払いが滞ることがあれば申し立ての手段も)ので、生活レベルを落とすことなく暮らしていけます。
 もちろん、私も働き始めました。家計をできるだけ助けることは必須です。今の生活レベルを維持するための生活費をすべて自分で稼ぐ能力は今のところなく、3つのパートを兼務(パートですが、正社員。ここではそれが普通です)していて、フルタイムを100%とすると、今の私は80%くらい。年齢のためか、これでもかなりきつく、時間数を増やすことは今のところ考えていません。もしも時間数が減ることになったら、節約生活に入ろうと思っています(私は貧乏も経験したので平気ですが、娘は順応してくれるかなあ?)。
 とにかくお金には困っていないのですが、実家の両親に何度説明しても分かってもらえません。


 この国でも、別居・離婚は増えています。私の周囲にも何人もいて、元夫から生活費を充分もらってほとんど働いていない人(お子さんが小さい時に別れたので。その条件を今も維持している)、元夫の収入がもともと不安定だったので、自分で働いても生活費が足りない月は生活保護を受給している人など。
 はっきり言って、私はその話を聞いて、別居を決意しました。今の状況はもう限界だと感じていた頃、「たとえ貧乏になるとしても、決断する勇気を持ちなさい。この国で路頭に迷うことは絶対にないから」と励ましてもらい、文字通り目が覚めたのです。


 生活保護を受けたくないという人が多いですが、それは何故ですか? 私はこの国に来る前の国で、2年あまり生活保護を受給していました。当時の夫が学生で、収入がほとんどなかったからです。私も妊娠と出産で、働ける状態ではありませんでした。
 確かに受給者の中には、スマホや車を保有し、ちっとも仕事に就こうとしない人もいて、たとえ不正受給ではないにしても、問題だと思います。が、少なくとも私は真面目に働いており、税金も納めています。もし何かあったとしたら、援助してもらうのは当然の権利だと思うのですが・・・。


 私は今の仕事に就く前に、失業保険を受けていました。受給までに実に様々な書類の提出が求められましたし、毎月の申請も大変面倒でした。しかし失業前の給料の8割がもらえ、資格を取るための学費等も支給されました(今はその資格を生かして働いています)。
 ただし、もらえるのは2年間です。2年以内に仕事を見つけようと努力しますし、就活をしているかどうかのチェックは毎月厳しく入りますので、それに甘んじるということのないシステムになっています。
 この国の生活保護の受給資格や申請方法については知りませんが、不正受給は防げる仕組みになっていると思います。


 お金がないことでキャリアアップをあきらめ、とりあえず見つかった悪条件・低賃金の仕事でいつまでも苦しむより、さっさと援助してもらって資格取得の勉強などをし、より良い仕事に就いた方が、長い目で見ればいいのではないでしょうか・・・。

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