まだ若いけど・・・遺品整理します

12歳の頃から書いてきた日記が、たまりにたまって400冊。処分する前に、かつての熱い想いをブログ上に残しておこうと思いました。

「生理が来た」1982.1.12.


1月12日(火)

 今日、5時50分ごろ、家へ帰って、おやつもらって、着がえて、それでトイレに行ったのです。ひょっとパンツを見たら、赤茶色・・・え、もっもっもしかして、え・・・

「おねえちゃ~ん! ちょっと来て~はやく~」
「え? どこ?」
「トイレ!」
お姉ちゃんが来て、
「ねえ、これなあに・・・もしかして?」
「やーっ、そうだよ、ママ~~!」
 そうなのです。私、生理になったの。大人になったの!
そのあとお姉ちゃんに、ナプキンのつけ方とか色々教えてもらったの。


 なんか信じられない。今おせんべ食べて千春を聞きながら日記を書いてるけど、何もかもがちがう感じ。とにかくおどろいたねー。
 ここんとこ、ずっとおなかや頭がいたかったし、だるかったので、今日もいつもと同じだろうと思ってたの。おりものが出てるのは感じたけど。
 正直いって、早かったな~という気持ち。お姉ちゃんは、2年の夏でしょ。私は1年の冬。「ませやがって」って言われたよ。
 今までは、みんな生理になってるのに、体も大きく、決してようちじゃない私が、なんでならないんだろうと思ってた。でも今こうしてなってみると、私まだこんなにちっちゃいのに・・・って思っちゃう。
 とにかく、おめでとう!


* * * * * * * * * *


 いや~すでに生理の終わった身からすると、こんな日記を読むのはなんともいえない気分です。
 当時は、これでも嬉しかったんです。どうも私は、みんなができることが私だけできないということが多くて、生理もクラスで確か2番目くらいに遅く来たと思います。いちばん最後に残った子に対して優越感を持ったことを思い出します。
 幸い生理痛はひどくなかったものの、その後何十年もの、ナプキンとの付き合い、行動制限、最後のほうにはPMSなども経験し、終わった時は確かに解放感がありました。

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