まだ若いけど・・・遺品整理します

12歳の頃から書いてきた日記が、たまりにたまって400冊。処分する前に、かつての熱い想いをブログ上に残しておこうと思いました。

「続・なぞの猫」1981.12.3.


12月3日(木)


朝、家を出ました
昨日の夜中じゅう、ずっと泣いてたあの猫
目的地、思い出したかな それとも目が悪いのかな
学校までついてくる
教室で追っぱらって


テストを受け
帰り、そしてまた昨日と同じでした・・・
「お前の口がきけたらねえ・・・」
「きけますよっ!」
「エッ!」
猫はかわいい声でしゃべりだします
「昨日はあれほど泣いたのに、なぜ入れてくれなかったんです?悲しくなりました。あなたはネコがキライなんですね」
イーヨサモホスシ・・・スラシロオーワイ・・・
とつぜん、灰色のけむりがたちのぼり
消えてしまいました


そして一か月後
またやってきた猫に ミルクをあたえて
迷子猫の札をつけてやりました
猫はうれしそうに
イーヨサモホスシ・・・スラシロオーワイ・・・と言いました


* * * * * * * * *


家庭科のテストで、時間があまったから問題用紙のうらに書いたもの。

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